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「準指への道、第8弾 準指導員受験レポート、その1 伊藤毅之 2007」
 

H19年1月6日~8日に準指の養成講習会が会場の菅平高原スキー場でありました。

 

タントから今年受験するメンバーは、コニタン、井上くん、いと~、の3名です。
この3日間は各地でも大寒波にみまわれ、大荒れで、菅平も猛吹雪の中での講習でした。
初受験の私は少々緊張し、困惑&ドキドキ、ワクワクしながら、6日の朝寒くて
ブルブルして受付場所へ向かいました。

 

受付場所は裏太郎ゲレンデ、ラグビーポール付近で、指導員受験、準指導員受験を
する約600名もの受験者が異様な雰囲気で集まり開校式が始まりました。

 

開校式が終わり各班で集まり、ゼッケンが配られました。
私はというと339番、仲の良い知り合いから「さんざん苦労する」だな!
と言われガーンときましたが、3×3=9だよとなんとも良いゴロの番号なので本人としては、
なかなか良い番号かなと思ってます。(前向き~)

 

1日目の天候は吹雪で視界悪し、まずはファミリーゲレンデに向かい2本足慣らしの
フリーをしました。それからいきなり制限滑降(ポール)に入りました。
ポールの張り方はスラロームくらいの短いピッチで、バーンは硬くアイスバーンに
なってましたが、とりあえず3本滑り、感覚を養いました。


次に隣のバーンでトップコントロール大回りの講習に入りました。
運動要素は、ターン前半の谷まわりを長くとるということでしょうか。
それから、ターンが中回りくらいに小さくなる人がよくいるので、そうならないように
注意すること、ということでした。

 

午後になり、表太郎ゲレンデで1本かるくシュテムターンをしました。
それから、日の出ゲレンデに行きプルークボーゲン、ハの字の姿勢を保ち中回りのターン
で滑る。とっても簡単な運動なんですが、なかなか奥深く、検定の運動要素を見せるのは
なかなか難しい種目かと感じました。


ポイントは運動を止めないことと、ニュートラル(切り替え)をはっきりさせることで
しょうか。ターン運動をする結果、多少の外向傾きがあらわれるので、自分から形を決め
にいくと、どうしてもぎこちない堅いターン運動になるので注意が必要とのこと。
それから、滑走性も大事とのこと。

 

 

二日目に入り、午前中は天狗ゲレンデで、滑走性を高める練習をプルークでやりました。
2種類あり、1つは外傾により外足に荷重し滑走性を高めるもの、もう1つは外足を先行
させ前に出し滑走性を高めるもの、これは個人により感覚がかわってくるので、自分に
あってるほうで、やってみてはどうかということでした。


午後はダボスにいき、プルークターンをやりました。
プルークターンはボーゲンからパラレルになる中間の運動要素になるのですが、見てくれ
的には、前半ハの字で後半板が平行になるというもの。

 

この運動要素は結構難しく、後半に自分からうち足を返し平行にしようとすると、うまく
いかないので、あまりうち足をかえす意識をなくし、外に出した板が自然と返ってきて、
切り替え部分で自然に平行になったね、という運動要素になればいいのかなと感じました。

 

二日目の夜は班の飲み会をやりました。

 

PM8:00から始まりおのおの飲みながら懇親を深めるべく、一人一人自己紹介をしました。
私の班は19班で男子14名、女子3名の合計17名です。

 

年齢はみんな同い年なので、あまり気をつかうことなく、とけ込むことができました。
自己紹介の内容は、仕事は何をやっているとか、どういうクラブなのかとか、スキーとは
別の趣味の話などで盛り上がり、24時近くまで語りあいました。

 

 

三日目になりようやく晴れまも見え天候が回復してきました。

 

朝は天狗ゲレンデでテールコントロール小回りをやりました。
この小回りの特徴は普段滑ってる小回りよりターンの後半テールを十分使いコントロールして
おりてくるというものでしょうか。けっしてワイパーのようにトップが止まってテールだけが
動いてるものでなく、トップも弧を描いてターンをするのですが、コントロールはテールで
しっかり行ってるのが特徴だと思います。

 

次にファミリーゲレンデに向かいまたトップコントロールの大回りをやりました。
上半分は普通に滑り、下半分は、内足切り替えの練習をやりました。外足を持ち上げて内足
1本だけで滑り切り替えをやるというものです。

 

やはりトップコントロールというだけあって内足主導というのが絶対条件になるためこの
練習はためになりました。

 

次に白金ゲレンデに行き、トップ&テールの大回りをやりました。

 

この種目は普段の大回りという感じでいいと思います。
運動要素的には、トップの大回りより谷まわりは長くとらず、舵取りで外足を前に出すか、
内足を引いて、ターンをコントロールして滑ればOKのようでした。

 

ある程度急な斜面で滑るので、自然とトップ&テールになる感じでした。

 

三日目は午前で講習は終了。

 

ということで、1回目の実技養成講習は、それぞれの種目の確認を主にこなしました。

 

次回2回目は2月3、4日それまでにちゃんと復習して、次回までには、仕上げて、自分の運動が
あってるかどうかの確認ができればいいなと思います。

 

以上伊藤のレポでした。

19班 & 左から、井上くん、いと~、コニタン

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