top of page

TANTO安全対策通信 Vol.1 Thu, 5 Dec 2002

 

川口 聖美

 

みなさん、こんにちは。タントスキークラブ安全対策担当者の川口です。 今週末からいよいよTANTO行事のはじまりですね。一足先に初滑りに出掛け られた方も多いことでしょう。 さて、シーズン中楽しいスキーライフを送れるよう、スノースポーツの安全について みなさんといっしょに少しづつ勉強していこうと思っています。 昨年は前担当者の富井一雅さんからSAJの安全10則やストレッチの重要性などに ついて勉強してきましたね。もう空で言える方も多いくらい浸透したんじゃないで しょうか?今シーズンは各行事ごとに安全に対する情報を配信していく 予定ですので、しばしのおつきあいをお願いします。

 

 <初回は保険のお話からです。>
タントスキークラブの公式行事では旅行保険に加入しています。

保証内容は死亡・後遺障害 855万円
         入院日額 4千円
         通院日額 2千円
           賠償 1億円となっています。
スキーはスポーツですので、危険が伴います。保険加入は自己責任の認識でもあり、 是非スキー保険に加入されることをおすすめします。

 

シーズンに2,3回しかスキーに出掛けないという方には、都度の掛け捨て旅行保険が いいかもしれません。リフト券に保険がついているスキー場もあります。 また、バックカントリーに出掛ける方もいることでしょう。そんな方には山岳保険 というのもあります。→情報希望者は川口まで。kym.k@nifty.ne.jp

また、車を利用されることが多いかと思います。任意保険に加入していない方は おそらくいないと思いますが・・・

また、飲酒して事故を起こし、他人に怪我を負わせてしまったような場合は、相当 な責任が課せられます。せっかくの保険も無効となることがあります。よーく 考えましょう。

 

今までに相手を死亡させてしまった事故では数千万円の賠償請求が下った判例や、 怪我をさせただけでも200万円以上の賠償金実例があります。空いてるときや滑走日数がまだ少ないときに事故が多くおきています。シーズンイン 直後は要注意です。 みなさんも1度や2度はヒヤッとした経験があるんじゃないでしょうか?

 

では、万が一事故が起きてしまった時に備えて、対応を覚えておきましょう。

 

 仲間がケガし仲間が発見した場合
*まず自分自身の安全を確保しましょう
     ↓
*二次事故が発生しないように努めましょう
     ↓
*パトロールを要請
     ↓
*ケガ人の勇気づけ
     ↓
*クラブ代表者へ連絡
 

1)衝突して相手がケガしてしまった場合
 →責任の所在よりも生命尊重を最優先し、誠意をもって対処すること
2)衝突して自分がケガしてしまった場合
 →相手の連絡先を必ず確認、頭部頚部の損傷なら軽くても必ず病院に行くこと
3)事故を目撃した場合
 →偏見を持たずに正確に状況を把握し報告すること
 

それでは初回から長文メールになってしまいましたが、必ずやお役に立つことと 思います。では安全第一(^^)vゲレンデで笑顔でお会いしましょう。

 

bottom of page