「準指への道、第7弾 準指導員受験レポート、その1 早川義昭 2005」
10月23日(日)のSAJ準指導員養成講習会学科1-Bに行ってきました。
今年の準指受験者は473名です。とうとう500名を割ってしまいました。
今年は名簿が配られなかったので男女比はわかりません。
今日の養講では2名の方から講習がありました。
一人目
教本「安全へのシュプール」から要点を説明
冒頭でまだテストの内容は決まっていないと断りを入れた上での講習でしたが、
教本の中から大事なところを説明されましたので、講習で触れた内容を抜粋します。
P9.
ヒヤッとした経験を無視しないこと。ヒヤッとした原因を考えることが次に繋がる。
P10. 事故発生のメカニズム
P14. どのような怪我が多いのか
P18.19. SAJ安全マナー(10則)
P92. 低体温症
P104. 冬山の気象
・標高100mで気温1℃下がる
・風速1mで体感気温は1℃下がる
・生徒は寒いと言いにくい
P110. 天候の急変
・二つ玉低気圧、爆弾低気圧には特に注意
P116. 国内スキー等安全基準
P126. 全国統一スキー場標識
その他
・レッスンのバーン選びは大切、生徒のレベルを良く考える事
・応急処置は大事
・講師自身が怪我をしないこと
二人目
「指導方法論」と言うタイトルでしたが、内容はスキーの技術論でした。
テキストはなく図を映写機で写しながら技術論を話されました。
僕は途中落ちそうになりました。
内容的には、トップコントロールとテールコントロールの違いを説明して、
トップコントロールは2軸運動になる、と言うことでした。
僕が一番印象に残っているのは、
「プライズ検定では二軸運動を見せることが大事になるが、
指導員検定では”ずらす動き”を表現する事が大事である」
と話されていたことです。
講習内容は1-Aとほぼ同じだったみたいですね。
1-A同様21:00には講習を終了して解散となりました。
2年前に受験したときは学科の養講で教えられた事からは殆ど出題されなかったのですが、 今年はどうでしょうか? 2回目の学科の養講に期待したいです。
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「準指への道、第9弾 準指導員受験レポート、その2 早川義昭@コニタン 2007」
養講日 : 2007年2月3~4日
会場 : 菅平高原
天気 : 晴れ
10月の学科から始まり、今回の養成講習会でようやく受験資格を得ることが出来ました。
後は何とか仕事の都合を付けて本番に臨むだけです。
さて、今回の講習会のレポートです。
先週末は日本海側では強風でリフトが止まるスキー場も有ったようですが、菅平は2日間とも天気に恵まれて気持ちよく講習を受けることが出来ました。1月の講習会が大雪だったので今回は晴れてくれて助かりました。
今回の養成講習会では、一人一人の滑りにコメントが付けられる事が多くて種目の完成度を確認する事が出来ましたが、やはり1班17名は多いですね。待ち時間が長くて滑走量は少ないのに疲れました。でも、今回の養講で自分の課題もよく判ったので、有意義な講習会になりました。
今年は雪が少ないので種目のゲレンデが変更になる可能性が有ると言う話も有りました。検定当日の雪の状態次第でボーゲンとTP中回りが日の出からダボスへ移動になるかも知れないと言うことです。いやーでも、2月にもう一度どか雪が降らないと、日の出だけでなくて他のゲレンデも難しいコンディションになりそうです。
自分に指摘された事を以下に纏めて見ましたが、参考になる方もいるかも知れませんね。
プルークボーゲン
足を開きだす動作が止まらないように、開きだしは息を吐きながらじっくりと行う。
シュテム
ターンをしっかり仕上げて、開きだす足場を作るようにする。
滑り出しは、斜めに滑り出した方が良い。
整地小回り
上から下まで一定のスピードを保つように。
TL小回りだがワイパー的な操作にならないように、
テールの滑らす量を多くしたTT小回りを意識する。
プルークターン
内スキーの上に重心を落とすようにすると良い
外足を外だけでなく前にもずらす様にして滑走性を見せるように
上体が内向しない様に
TT大回り
スピード、コース取り、ターン弧を調整した中で、見せる滑りをする。
但しオーバースピードにならない様に。
ある程度の高速ターンになるので、上下動は使わないほうが良い。
不整地小回り
講習なし
TP大回り
ターン後半は過重を緩めて行って次のターンの準備に入る様にする。
ターン始動は内股関節を畳んで行くことで、内足始動を行う。
TP中回り
クローチングから少し上体を起こしたポジションが良い
肩のラインが斜面と平行を保つように
制限格好
講習なし