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基地としてのタント

あなたの人生にとってタントはどのような存在ですか?

人生を心豊かに、充実させて幅広く生きていくために、すごく役に立つ存在がタントですよと、ボク自身は答えたいのです。

タントの中には、スキー技術の向上をひたすら目指す人がいてもいい……
技術は、ほどほどで楽しく滑れればいいと思っている人……
スキーもさることながら、それ以外のスポーツをいろいろやりたいと思っている人……
全部オッケーです。

いろんな志向を持っておられる方々が自分の居場所を求めて集まってくる……
居場所が見つからなければ自分で作ってしまう。そんな前向きなお気持ちの方は大歓迎ですね。

 スキーは恋愛みたいなものかも知れません。熱く燃え、シーズンに40日も滑る人もいます。
それを同じペースでずっと続けられるでしょうか?

  多分無理です。ほとんどの人には、仕事や家庭の事情で、スキーがあまりできない時代が来るはずです。タントの指導員の中にも、現実にその兆候がはっきり出てきている人がいます。家庭を持って、子供が生まれたりすると、スキーにひと冬数十万円も使えない状態になりますよね?

  どうしたら良いでしょうか?タントをやめますか……スキーをやめますか?

 昨年7月の鎌倉材木座海岸での「タント・ヨットの日」に参加しました。信州育ちのボクにとって、ヨットなど無縁でした。いやいや楽しい。三浦さんが親切に教えてくれる。コニタンが中心になっておいしいバーベキューを用意してくれる。生ビールは美味で一日中が至福の時間。あっと言う間の一日……

 そしてある時は、イタリア料理の名シェフが、直接教えてくれる数回の料理教室あり。スキーがあんまりできなくなっても、タントで人生の幅を広げて欲しい。例えば会社だけの人生なんて、楽しくないでしょ?年配になって仕事を引退して、家庭だけなんて楽しみが少ないですよね?

 人と人とのふれあいが、人生の豊かさに直結していると思いますが如何ですか?あなたのできる範囲でいいですから、タントに積極的にかかわっていただけませんか?はじめは『良い参加者』で結構です。そして可能ならば行事の『幹事』を引き受けてください。タントは手を挙げた人が幹事です。

 タントをあなたの人生のベースキャンプにしてください。スキーだけのタントではありません。スキーを通じて、人生の幅をみんなで広げていく「基地」にしたいと思います。

 全員でタントを盛り上げていきましょう。

 タントを人生における短期間のものではなく、一生のおつきあいにしませんか?

(文責:小川昭彦) 

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