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「タント」の由来

 TANTOスキークラブが出来て5年が立ちました。発足当初は、まさかこんなにたくさんの会員が集まるとは思ってはいませんでした・・・。

 クラブ発足の上でクラブの名前を何に決めるかは、今後を左右する重要事項でした。みんなで案を出し合うに
なり、私も考えました。とりあえず、なにかないかと、ちょうどその年、新婚旅行の時に買った「5カ国語単語集」をパラパラ見ていると、ふとうちの当時は新品だった冷蔵庫と同じ単語が目に留まったのでした。それが「TANTO」と言う言葉だったのでした。そうです。うちの冷蔵庫がTANTOでなかったら、今のタントと言う名前はさらっと見過ごされていたかもしれません。ところで。どんな意味なんだろうと見てみるとイタリア語で「たくさんの」と言う意味が書いてありました。そういえば日本の方言でも「た~んと、食いなされ」とか使うし、同じ意味なんだ。とか思ったりしながら、響きと意味はいい感じだけど「冷蔵庫」のイメージが強いかなと思いながらも、候補の一つにあげたわけです。

 

 クラブ名を決める会議では、他にユニオン・イングス・レインボー・ヒッポー・・・たしかこんなのもありました。
「遊雪銀嶺会」!(笑)また、スキー主体にするか、スポーツ全般を楽しむかで○○スキークラブにするか○○スポーツクラブにするかも焦点の一つでした。イングス(~INGS:現在進行形)と最終決戦投票となったのですが、結局多数決で、このタントスキークラブという名前に決定したのでした。その後も、一部の人に「冷蔵庫みたいでなんかダサイ」とか言う声もあったのですが、呼んでいるうちに響きもいいし、意味もいいしで評判は上々だったのではないかと思います。

TANTOには、たくさんの意味がこめられています。たくさんスキーをするはもちろんですが、「たくさん」食べる・飲む・笑う・しゃべる・友達をつくる・スポーツをする・好きなことを積極的にする。たくさん・・・することで、人生をきっと豊かにできるクラブを目指してTANTOは発足したのです。

 

 そして、5年が経ちました。クラブをよくしようと積極的に動いてくれるスタッフもたくさんいて、クラブも大所帯になりました。人が増えるとニーズもいろいろな方向で出てきますが、それぞれに少しずつ応えようと努力しています。スキーにもいろいろな方向性はありますし、ほかはもっとたくさん方向性はあるのです。

 

 みなさんもいっしょに「人生の力になる」タントを、た~んと盛り上げてみませんか。

 

(文責:川崎 英輝)

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